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Posted by RRD ◇3MranranlY - 2008.06.12,Thu
P1000137.jpg映画「靖国」の静岡上映が決まったそうで。
7月12日・13日
それぞれ10:30、13:10.15:50、18:30
場所はアイセル21

問合せ先 「靖国」を上映する静岡の会 054-252-3837
P1000138.jpg本尊はどうも常磐町の「リブレエステート」という不動産屋らしい。
ちなみにシネギャラリーでもチケットを売ってるので買ってきた。これって自由席だけど上映回指定なのね。
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Posted by RRD ◇3MranranlY - 2008.06.07,Sat
「映画を好きになって良かった」

静岡東宝1階で20:40の回。客入りは70人ほど。

傑作。今年3本の指に入る。
客入りは有頂天の半分ほどだったけど、爆笑の渦は有頂天より多くて大きかった。これが出来るのは今の日本では三谷幸喜だけ。
ただ明らかに笑えない場面での笑いも確かにあった。一回笑っちゃったから惰性で笑ってるところは否定しない。

やくざの親分の女を寝取った男が、起死回生の策として凄腕の殺し屋として役者を親分に紹介する。
笑いのベースにあるものは悲哀。悲哀を感じられない奴はきっと笑えないはず。この悲哀は、舞台での脚本のように記号化されたものであるがゆえに、見てる者がどれだけの悲哀をその記号に注ぎ込めるかによって笑いとの対比、笑いが浮き上がってくる度合いが変わってくる。

あと映画ってすごいな、と改めて思わされる。役者やスタッフのすごさもそうだけど、エンドロールでセットが組み立てられるまでが早回しで流れるのが感動的ですらある。この作品を締めるにふさわしかった。

マジックアワーというタイトルも秀逸だし、年をとっても誰も老成していないところもいい。マジックアワーは何回でもやって来る。
コメディってのはただアハハって笑う以上に、アハハって笑うことによって未来を生きる力を生むもの。その点でパーフェクトなコメディといえる。
Posted by RRD ◇3MranranlY - 2008.06.03,Tue
シネギャラリー左側で16:50の回。客入りは10人ほど。
これ、下手すりゃ将来は児童ポルノ扱いで見られなくなるんじゃないの?

大人視点で見ると、思い残して後悔していることが何かのきっかけで暴発すると見境がなくなっちゃう滑稽さがいい。ちょうど子供の頃に買えなかったおもちゃを大人買いするように、どっぷりと共産主義にはまっちゃう。
子供視点で見た時の、家の中に知らない大人がいる不快感がうまく表れてたと思う。それまで子供にとって大人=親なんだけど、違う大人と接していくことによって大人になっていく過程がある。

最後に以前のような親子関係が戻ってきたように見えて、実は曜日が違うという部分は大きな意味があると思う。
子供の日々が終わって、次の段階の日々が、子供の日々と同じ愛情の下に始まる、そんなエンディングだったんじゃないかな。
Posted by RRD ◇3MranranlY - 2008.05.31,Sat
「なにがなんだかよく分からない、いや、いい意味で」

静岡ミラノ3で19:30の回。客入りは40人弱となかなかの入りだけど、「1万年前」との交互上映のため回数が少ない。

日本を舞台にして日本人を使って韓国映画の文法で作られた韓国映画。
自分が韓国人になって韓国語で韓国映画を見ているような気分だった。

露骨に強調された綾瀬はるかの胸が素晴らしい。サイボーグ表情が完璧。酔っ払いシーンは神。
CGもいい。下半身がちぎれる前後のシーケンスなんか、この程度の公開規模の映画とは思えない。
あの町で悲しむべき事件が起きているのに何も出来ずに命が失われる、
何も出来なかったからそれを救うためにサイボーグを作ったのに、そのために起きた地震で結局サイボーグはじめ多くの命が失われていくのを見てるだけで何も出来ない。そのあたりの悲哀も存分に描かれていて、最近のアイドルの映画だと見くびっていたわりに意外に良作だったと思う。

と、ここまであえてサイボーグという単語を人型ロボットを表す漠然とした意味で使ってきた。たぶん世間一般としてロボットとサイボーグとアンドロイドはなにが違うの?って感じで混同しているだろうし、それを前提に考えてたんだけど、あとからよく考えると正しい意味で「サイボーグ」を使ってるんじゃないかと思えてくる。

「サイボーグ」
サイボーグ (cyborg) とは、サイバネティック・オーガニズム (Cybernetic Organism) の略で、人工臓器等の人工物を身体に埋め込む等、身体の機能を電子機器をはじめとした人工物に代替させることで、身体機能の補助や強化を行った人間の事。
wikipediaからの引用だけど、サイボーグっつーのは人間なのよ。そうそう、私はロボットとは違うっつー台詞もあった。
サイボーグなのは確かなんだ。だって人の心を持った綾瀬はるかを修復して作ったのが綾瀬はるかなんだから。

つーことは最初のロボット然とした言動の意味は?サイボーグという単語の誤用か?心を機械に置き換えた、それでも人間といわざるを得ない存在の姿と、今いる人間との比較を求めているのか?
ってあたりに始まって、いろんな疑問と複数の回答が噴出するのよ。

時間軸が渦巻きのように一周半して違うパラレルワールドに行ってしまってる(千切れて壊れた綾瀬はるかを50年かけて修復してタイムマシンで送り込んだのに、次に壊れた時には別に人間(なのかどうかは疑問を持っているが)の綾瀬はるかがいる)から整合性は絶対に取れないんだけど。でもこの構成は、渦巻きをどんどん拡大させる想像力を刺激してくる。

以上とは別に「白馬に乗ったお姫様シンドローム」というべき現象についても触れようと思ったけど、気力が尽きたのでやめた。
Posted by RRD ◇3MranranlY - 2008.05.26,Mon
「DVDで見る奴が勝ち組、いや、いい意味で」

MOVIX清水9番スクリーンで18:50の回。客入りは40人ほど。

客をだます仕掛けがある、というが、いやーやられた。
映画館で見る映画じゃないな、これ。
DVDだったら終わった後に、3回くらい繰り返し見ると思う。

印象に残ったシーンを振り返るだけでも、後から気づく台詞と設定の仕掛けの鮮やかさに驚ける。当然見過ごしている部分はたくさんあるだろう。
ただこれが映画館だと、気になることはいろいろあるけど、ま、いいか、で終わっちゃう。仕掛けのほかにもストーリーがそれなりにはあるんだけど、それなりでしかないんだよなー。
仕掛けが分かって、それがなんになるの?って冷めた目がある。

つってもこの仕掛けの中にこれだけの物語を仕込めたことは十分に評価できる。
初見がDVDなりオンラインなり、終わった直後に気軽に繰り返し見れる環境だった人が勝ち組。

終わって帰ろうとしたらドリプラの表の入り口に静鉄のジャンボタクシーと若い女性数人。そうだった、「相棒」の水谷豊舞台挨拶があったんだっけ。
と思ってるうちにスタッフに囲まれて水谷豊登場。小さい!
顔が赤かったけど、寿司横丁で一杯飲んだんだろうな。くしゃくしゃのいい笑顔で手を振ってた。
俺にとっては右京さんとやらじゃなくて、やっぱり北野先生なんだよな。感情を表に出して表情で伝えて、ああいう顔だったよ、北野先生は。全然変わってない!!!
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