破産チェッカーに思う人間の本能について

破産チェッカーっつーネットサービスがある。
http://hantei.jp/
大方のところ、職業別の平均賃金と年齢からホフマン方式かなにかで利益計算をして、それに姓名判断と血液型占いで味付けしたんじゃないかと思う。

星新一のショートショートにこんなのがあった。道端にロボットがいて、出べそがボタンになってて、そのボタンを押すと手が動いて押されたボタンを引っ張って元に戻す。それだけ。
でも人間にはボタンがあると押したがる本能があるから次々と押され、元に戻される。それだけ。
あるとき、核戦争が起きて人類が滅亡してしまう。でもロボットには関係がない。ただボタンが押されないだけ。やがてボタンが押されない時間がプログラムに既定した時間に達した時、人類滅亡の追悼の音楽を奏で出す。

人間には反応するものを反応させたがる本能があるんだろうね。別に何でもいいんだと思うよ。
ネットに殺人予告を書き込むのも、「今どんなお気持ちですか！？」ってマイクを突きつけるのも、金魚の水槽を叩くのも、山でヤッホーって叫ぶのも、そして入力してボタンを押すと答えが出るお遊びのネットサービスも。

動画を編集してみた2

この動画の前後に乗り場の様子とかを付け加えたものをマンガ喫茶のサプリ24で編集したんだけど、やっぱりCPU3Ghzでメモリ1GBあるとさくさく編集できる・・・と思ったら、字幕も入れて音楽かぶせてボリューム調整してるうちにフリーズしてやがんの！
「申し訳ありません」つーエラーメッセージが背筋さかなでまくり。
ムービーメーカーを終了させて、ソフトクリームをヤケ食いして、改めてムービーメーカーを立ち上げると、「修復します」のメッセージの後にほぼ最終形で復活！！！
MSやるじゃん！
と思ったら、フリーズした時に音楽のボリューム調整をしていたのが、あまり好ましくない形で動画に固定されてしまって切り離しが出来ない。
あと字幕の誤字とか、音楽だけがはみ出てしまって最後に尻切れトンボになるなど、技術的な不満は多々ある。しかしはっきり言って感動作品が出来上がった。
著作権侵害しまくりのyoutubeにアップしても構やしないんだろうけど、将来ある身だし自重しておく。
ただ寂れた待合室から出航のあたりの「永遠の嘘をついてくれ」とか、最後に無人の水上バスを見送りながら「歌姫」の「遠ざかる船のデッキにたたずむ気がする」あたりが流れるところなんか、落涙モノ。

技術的には納得いかないところが多いけど、しかし動画作品を作るっつーのは面白いなー。創作意欲が刺激される。なにより、思ったものを作れて、自分のツボにハマった自分が感動できる。

動画を編集してみた

先週、清水でエクセルのセミナーを受けてから映画を見るまでに時間があったので、水上バスに乗ってみた。
その動画を中心にいろいろ編集したんだけど、意外に簡単で、意外に手間がかかった。
まず動画編集はwindowsムービーメーカーでひとまずは十分。
動画をドラッグ＆ドロップで取り込んでタイムラインのビデオ欄に落としてつなげていく。
タイムラインの途中を指定して分割ボタンを押せばファイルを分割できるし、その地点のタイムライン上のポインタを動かせば前後を切ることも出来る。
音楽ファイルがあればそれを取り込んでタイムラインのオーディオ欄に流し始める時間を指定してドロップ。
動画の音と音楽の音は、クリップ→オーディオ→ボリュームで動画の音を音楽の音と同じ大きさにして、ツール→オーディオレベルでバランスがとれる。
字幕はツール→タイトルおよびクレジット→選択したクリップにタイトルを追加→字幕を入力して→タイトルアニメーションを変更する→サブタイトル。

ところがなー、パソコンのスペックが足りないんだろうな。モニタ画面がカク・・・カク・・・としか動かなくなって、字幕にしろ音楽にしろ、入れるタイミングがよくわからない。
むりやり入れて保存すると15分かそこらの動画を保存するのに2時間かかる。
640MBのメモリじゃ足りないんだろう。

以上が動画編集の問題。

もうひとつ、撮影の問題ってのがあった。特に考えもなく撮影したから、ロープだの手すりだのが思った以上に画面でうざい、とか、他の客に遠慮したため映したいところが映せなかったり、位置が固定だったり、歩いていると上下にぶれるとか。
要はロケハンが出来てない。
でも素材としては面白いからちょっと本気でもう一回撮りに行ってみたい。

じゃんけんほったらけっつ馬のくそと竹に短冊七夕祭り

確かに子供の頃、「じゃんけんほったらけっつ馬のくそ」という掛け声でじゃんけんをしてた。函館育ち。
アイコの時は決着付くまで「馬のくそ」連呼。
で「じゃんけんほったらけっつ」を検索してこんなにヒットしたのにはびびったけど。

でも一方で「"えーよ"で決めるべ」つって「えーよっえっ」ってじゃんけんをしてた記憶もある。ところが”えーよ”とか”ええよ”とかで検索しても全然ヒットしないんだよなー。
これが日本のインターネットの限界。なにが集合知だ。誰も言わなければ、あったことがなかったことになる。ネットに何でもあるわけじゃない。逆にネットにあることが真実ってわけでもない。
だから積極的にアリバイ証明のように、ネットに書く義務があると思う。

ところで、「馬のくそ」と「えーよ」をどう使い分けてたのか、まったく記憶にない。どういう掛け声をかけるか、事前に打ち合わせた記憶もない。場の空気で決まってたんだろうか？何の疑問もなく、息が合ってたのか？

似たような事例で「竹に短冊七夕祭り」ってのがある。
函館には七夕の晩にこどもがちょうちんぶら下げて集団で家を襲撃して菓子を奪って歩く、和製ハロウィンのような風習がある。
「竹に短冊七夕祭り」と囃すんだけど、そのあとに「オオイヤイヤヨ」という謎の文言が続く。で、「ロウソク一本ちょうだいな」と。

この七夕の風習をネットで数年前に検索したら、ことごとくこの「オオイヤイヤヨ」が「大いに祝おう」と変換されて紹介されてた。
そもそも七夕って祝うもんじゃねーんじゃねーの？とも思うけど、「オオイヤイヤヨ」よりは意味が通じる。でも「大いに祝おう」とは明らかに違う「オオイヤイヤヨ」は実在したし、万が一にでも重大な文化的な価値が存在しないとも限らない。

ふと思って今日検索してみたら「覆いはいやよ」「多いはいやよ」説をネットに見ることが出来た。ネット人口が増えた賜物だろう。
でも「大いに祝おう」勢力に比べれば微々たるもの。なにで見かけたのか忘れたけど「追い（かけられるの）はいやよ」説もあったはずだし、俺のニュアンスとしては「”おお、嫌”は嫌よ」説を唱えたい。

こういうことを積極的に書いていかないと歴史がネットによってどんどん変えられちゃうような気がして、おおイヤイヤよになっちゃう。

vaioノートパソコンのハードディスク交換ほか

つーことで大体復活した。
しかしすごいね。最近のノートパソコンは。
最近の、つったってこのPCG-GR5E/BPは2001年だけどさ。
簡単にハードディスク交換が出来たので驚いたよ。
裏蓋のネジを一つはずして、引き出しを引っ張って取り出して、引き出しのネジを4つはずして中身を取り出して、買ってきたハードディスクをはめて、ネジを4つ止めて、引き出しを元に戻して、ネジを1つ止める。以上。
俺が最初に買ったリブレット50は電動ドリルで穴を開けないとハードディスク交換なんか出来なかった。今でもそんなものだろうと思ってたので、ハードディスク交換は相当の覚悟をしてたのに、あっけなく終了。
壊れたついでに80ギガに拡張。はちじゅうぎが。驚く。
だって俺が最初に買ったリブレット50は800メガのハードディスクが大容量だといって話題になってたのに。

簡単つっても、これは去年まで使ってたpresarioがあったから。ネットにつなげなかったらどうやって交換していいものやら分かるわけがない。ドリルで穴あけの記憶も手伝って、最初は買い替える覚悟でvaioのサポートに修理に出そうかと思ったくらいだもん。したら48000円だもんなー。これが80ギガになって12000円程度。
さらにはBフレッツのつなぎ方にも難儀した。これもpresarioでプロバイダーのホームページを見て解決したのだが・・・。
結局、やっぱりまだパソコンの敷居は高いよ。パソコンが使えないことを解決するのにパソコンが必要なんだから。
そう考えると携帯はすごい。分からないのは使い方であって、パソコンで困る設定じゃない。パソコンの場合は設定で困って使い方で困るから困る。