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Posted by RRD ◇3MranranlY - 2007.05.10,Thu
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>■□□                   
>■■□  静岡銀幕週報    
>□■■      第8号   2006/05/10    

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┏━┳━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃N┃■┃作品レビュー
┣━╋━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃■┃クィーン

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アカデミー賞主演女優賞受賞作品「クィーン」を観た。シネギャラリーで5月8日の19:10の回。
20人強の入り。午前の回は満席の表示だった。
客入りは良かったけど、おばさんとおばあさんがほとんど。

似てる。実に良く似てる。演技というよりモノマネじゃないかと思うくらい。
女王も似てるけどブレアも劣らず似てる。でも帰ってからネットで本物の画像を
検索してみるとあまり似てないような気もする。微妙に知らない外国人専門の
モネマネ芸人の狙いどころもこんな感じなんだろう。
欧米人にとっては日本人には伝わらない発音やニュアンスなどでの表現に
思うところがあったのかもしれない。

映画の内容は当時を知ってる人じゃないとピンと来ないだろう。時代背景や人物に説明が少ない。
あの世紀の結婚は、日本でも普通にヒットチャートに洋楽がランクインしてた時代のこと。
でも海外のサイトに気軽にアクセスできる現代より、欧米との距離が近かったような気がする。

女王とブレアの関係は、人の上に立つ者同士だからこそ分かり合える部分なんだろう。
心にもないことを言ったりしたり振舞いながら、その中にいろんな思いが込められているあたりが
よく描かれていた。
幼稚な王室廃止論者とか、幼稚な保守派とか、そんなのがそばにいる苦労を2人で
もっと語り合ってほしいものだ。ま、語らなくても十分分かり合ってるんだろうけど。
ブレアはブレアで女王の孤高な姿にやられちゃってるし、女王の方はブレアが担がれた
神輿で原稿を手直ししたのもブレーンだとは知らないだろう。
実は理解とはほど遠い姿だったりもする。

アカデミー賞とか、王室スキャンダルとか、派手な話題には事欠かないが、実は
地味に惹きつける味のある秀作だと思った。

静岡シネギャラリー 25日まで 10:40/14:55/19:10



┏━┳━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃T┃■┃トピックス
┣━╋━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃■┃静岡シネギャラリー作品決定

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公開日時未定

「あるスキャンダルの覚え書き」
2006年アカデミー賞主演女優賞、助演女優賞、作曲賞、脚色賞ノミネート
6月2日東京シャンテシネ公開
おばさん教師が目をかけた若い女教師と、少年との恋愛の顛末。
ドラマ性が高く、演技も鬼気迫るらしい。

「ポンポン」
”ツイてないオジサンが出会った幸せを 呼ぶイヌ。大人の寓話を無料動画で
googleで検索するとこんなメッセージのサイトが引っかかるけどアクセスすると
ストリーム環境がどーたらこーたらと言われる。

「不完全なふたり」
結婚15年、離婚を考える夫婦を描くフランス映画。
大人向けの恋愛映画・・・って俺の同い年でも結婚15周年って少なくないか。
でも大人向け。

「リトルチルドレン」
これもフランス映画。2007年アカデミー賞主演女優賞、助演男優賞、脚色賞ノミネート。
周りのママと打ち解けない内気な主婦と主夫の不倫の物語。そこにロリコン犯罪者が
どう絡んでくるのか?

ツォツィ」
2006年アカデミー賞外国語映画賞受賞。
南アフリカのスラム街に住む少年ギャングが偶然赤ちゃんを手に入れることから始まる
社会派ドラマ。東京での公開後の評判がいいので観ておきたいところ。

「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」
”劇団、本谷有希子”の同名舞台の映画化。舞台のパンフレットのイラストは山本直樹だったとか。
そういった感じの現代っぽい、タブーっぽい、冷たいっぽい、そんな感じらしい。

「夕凪の街 桜の国」
「サイドカーに犬」
「あしたの私のつくり方」



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┃R┃■┃来週なに見ようかな
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┃■┃俺は、君のためにこそ死にに行く

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これを見に行くのは確定。
ただいつものことだけど、
一応は大作なのに最終18:15って
静岡東映のやる気のなさっぷりには呆れる。
石原慎太郎総監督で、特攻に散った若者を描く、多分俺が一番嫌いなタイプの映画になりそうだけど
2番目に好きな女優の多部未華子が出るとあっては見に行かざるを得ない。
どんな感想を持つやら、楽しみ。
でもチケットを買うときに東映なら「大人一枚」でいいけど、movixでタイトルを言うのは
かなり抵抗があるんじゃないかな。

静活ではミラノ2で宮崎あおいの韓国恋愛映画「初恋の雪」が2週公開。
ミラノ2は他のスクリーンからムーブオーバーしてくる作品が多い。いきなりミラノ2公開って
ほとんどない。俺の経験上言えることは、いきなりミラノ2作品は客入りが見込めないってこと。
そしてもうひとつ、実は知られざる名作が多いってこと。ミラノ2にこそ静活の良心がある。
俺は、君のためにこそ死にに行く」がなければ迷わずコレなんだけど。
ミラノ1では「スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい」
アクション洋画。

静岡東宝では「眉山」が公開。
眉山は徳島市内の中心部にある山で夜景がきれいなところ。一度登ってみたいと思うけど
映画は母と娘の物語とのことで、男の俺にはどうでもよさそう。
一応はさだまさし原作、松嶋菜々子と宮本信子の復帰作で話題らしい。
宮本信子って伊丹監督死後、出演してなかったとは知らなかった。

┏━┳━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃Z┃■┃雑記
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┃■┃めぞん一刻

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今週末、見たいといえばテレビドラマの「めぞん一刻」
予告編を見る限り無難な仕上がりな感じ。
思い出せば20年前の映画版はすごかった。
見たのはビデオだけど、管理人さんが石原真理子、五代くんが石黒賢、
一の瀬のおばさんが藤田弓子、そして四谷さんが伊武雅刀。
このあて書きのような配役で、あれだけ原作とかけ離れた薄暗い不気味な
映画が出来るんだから、映画って怖い。



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