ムーンライトながらから乗り継ぎで両国国技館に着いたのが6時前。
正面の切符売り場には既に20人ほど、というか、わずか20人ほど。
毎日来るような地元の常連のおじいさんが早朝から並んでる、と聞いて来たがそんな様子の人は誰もいない。椅子席の15日通し券が出来てそちらに流れたとか。
並んでるのはそれでもある程度相撲を知ってる人が多いようだ。
7時あたりで列が急に伸び、8時前に係員が人数のカウントをはじめて8時に整理券配布、8時20分販売開始。
7時半頃の最後尾辺りでも整理券を持っていたから、千秋楽でもあまり並ばずに当日券を買えた模様。ただ8時前には「もっと早く来てれば」などと言いながら帰る人たちがいたし外国人の数人連れが何組か通り過ぎて行ったところをみると、直前だと危ないようだ。
JCBの表示があったためカードが使えるか聞いたところ、当日券は「キャッシュ」のみとのこと。
初めて入る国技館、相撲案内所を通らずに入ったこともあってか、普通のイベント会場のように感じた。
席は最後列。小さく硬いが、土俵は案外よく見える。これから幕下の取り組みが始まるところ。
一通り国技館を見物しようと歩いたところ、相撲教習所の前は200円ちゃんこを待つ大行列。
とりあえず並ぶ。結局十両の土俵入りを見ずに並ぶことに。本末転倒という気もする。
30分ほど並んで教習所内でちゃんこ。席でビールを飲みながら食べるつもりが、教習所内から持ち出し禁止とのこと。味は塩コショウで大雑把。ただ恐ろしいほど煮込んである。こんなに柔らかい肉を食ったことがないというほどのぽろぽろの鶏肉、もやし、白菜、その他。いくらでも食えちゃうような気がする。
取組は、というと、まずお目当ての十両の焼津出身の片山。四股が魅せる。声援が多かった。
俺も声援を飛ばしたんだけど、まだこの時間帯だと結構響くんだよなー。琴春日との取り直しを
含めた2戦になったが、実際のところは2連敗みたいなもの。
静岡出身の潮丸もいいとこなし。
幕内に入ってからは豪栄道が大人気。優勝の可能性が残っていた旭天鵬なんかなにも盛り上がらなかった。
相撲ファンってのは勝敗よりももっと別の夢とか、そういうものを求めてるんだね。
見学がてら1階にも降りてみる。マス席は実に狭そうだ。マス席は最後列を2人用で使ってるみたいだったが、それが正しいよ。巨大トドみたいな白人デブ4人組なんかマスにケツ4つしか入らずに、4人ばらばらの通路に足を投げ出していた。つーか1人はずーっと後ろ向いてたんじゃないの?
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