忍者ブログ
http://d.hatena.ne.jp/RRD/ に移転しました
Posted by - 2017.10.17,Tue
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

Posted by RRD ◇3MranranlY - 2008.02.21,Thu
「死に際まで自己正当化」

静岡ミラノ1で19:00からの試写会。
静活では公開予定の劇場で試写会を行うけど、ミラノ2じゃさすがに試写会は無理。

正直なところ、女性向けということで期待はしてなかったのよ。
どうせベルトコンベアに載ってるように都合よく男が2人現れて、言い訳しながら、選ばなかった片方の男を当て馬のように捨てて、好みの男と結ばれて自己正当化するんだろ、って。

ところがちょっと毛色が違う。主人公の女性が年老いて死ぬ間際、後悔してるのよ、
人生を振り返って。なにを後悔してるかってえと、若かりしころ、親友の結婚式で出会った親友の家の使用人の男とのこと。
もともとこの使用人と親友が微妙な関係で、親友が別の男と結婚するわけ。
でも気乗りしなくて、主人公の女が逃げろとかそそのかすわけよ。
この親友の弟がこの主人公の女に惚れてて、アル中でメンヘルみたいなアプローチをするんだけど、主人公の女はゴミを扱うかのごとく拒絶して親友の家の使用人と出来ちゃう。セックスしてる間に親友の弟が事故死。
で、交尾をしているときに水をぶっ掛けられた犬のように急に冷めちゃった。
疎遠になって2回結婚して子供も出来る。でも未練もあるし罪の意識も感じてるし後悔もしてて、年老いて死にそう。
そんなときに気乗りしなかった相手と添い遂げた親友が来て言うのよ。あなたは子供も育てたし、わたしの結婚式で歌ってくれた。あなたの人生は価値があった、って。
で、最初は殊勝に見えたけど、結局はやっぱり女の自己正当化。
なんだかなー。

ただ、この映画は単純にスイーツ(笑)って切って捨てるべきものではない。
ちょっと男の立場になってみて欲しい。例えば結婚式の翌日、妻の弟が死んで、妻が使用人に駆け寄って抱きあうのを見る夫の立場に。
その使用人とは老いてもクリスマスカードのやりとりは続ける。そして妻に看取られて死んでいく。
見て見ぬふりとか、なぁなぁではこうはならないよ。この男と使用人の間で真正面から向かったなにかがあったはず。
ま、それを描いてもこの映画の客層には理解できないだろうけど。

この夫婦と水をぶっ掛けられて冷めた雄犬・雌犬との対比が鮮やか。
保護者のつもりの主人公が、最期に保護したはずの相手に救われるんだから爽快といわずになんと言おうか。

メールマガジン静岡銀幕週報登録はこちらから
PR
Comments
Post a Comment
Name :
Title :
E-mail :
URL :
Comments :
Pass :   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
TrackBack URL
TrackBacks
映画 「いつか眠りにつく前に」
映画 「いつか眠りにつく前に」 を観ました。
ようこそMr.G - URL 2008.02.24,Sun at 00:21:16
「いつか眠りにつく前に」レビュー
「いつか眠りにつく前に」についてのレビューをトラックバックで募集しています。 *出演:クレア・デインズ、ヴァネッサ・レッドグレイヴ、メリル・ストリープ、グレン・クローズ、トニ・コレット、メイミー・ガマー、アイリーン・アトキンス、パトリック・ウィルソン、ヒュ..
映画レビュー トラックバックセンター - URL 2008.02.24,Sun at 16:56:16
いつか眠りにつく前に
実は鑑賞の予定が分かったのだが、地元のシネコンで特に予告編が流れた回数が多く、これは是非家内と一緒に観にいこうと予定をして誘ったのだが、二人の娘の学年末テストの勉強を見てあげるとかで、あっさり断られ、情けなく一人の鑑賞となったが、作品を観終わって、なるほど、母親って凄いって実感に繋がった意義の高い鑑賞だった。 母と娘が主体だったし、且つ、人生の終焉に関する作品で、「きみに読む物語」に感動したと家内が言ったので、勝手に女性向の作品だと思ったが、とんでもない。この作品は色々な人に観ていただきたいと正直に...
利用価値のない日々の雑学 - URL 2008.02.24,Sun at 17:18:57
いつか眠りにつく前に
『悲しみを呑み込んで、女は母になる』 / (ネタバレの可能性あり) 死の床にある老母が、うわごとで何度も口にする「ハリス」という謎の男の名前。そして「ハリスと私がバディを殺した……」という思いがけない言葉に戸惑いを隠せない二人の娘。次女は知られざる母親の素顔を知りたい一心で繰り返し母親に問いか...
I N T R O - URL 2008.02.28,Thu at 00:33:43
映画「いつか眠りにつく前に」
原題:Evening いつか眠りにつく前に、人生に過ちなんてなかった、と開き直る気持ちはよく分かる・・後悔は先に立たず、人生は長いようで短い、夢と希望を繋ぐものは・・ イブニング、輝くように美しい、まるで絵に描いたような、いや、絵にも描けない美しさというべきだろ
茸茶の想い ∞ ~祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり~ - URL 2008.03.01,Sat at 20:19:39
カレンダー
09 2017/10 11
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
フリーエリア
最新CM
[01/18 MichalAttip]
[01/17 Viktorianfiny]
[11/17 card]
[10/16 NONAME]
[09/01 わんの]
プロフィール
HN:
RRD ◇3MranranlY
性別:
非公開
自己紹介:
静岡銀幕週報原稿下書き用のブログ
http://www.mag2.com/m/0000227749.htm
その他の備忘録
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析
Template by mavericyard*
Powered by "Samurai Factory"
忍者ブログ [PR]