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Posted by RRD ◇3MranranlY - 2008.07.31,Thu
青函連絡船にもいろんな船があったけど、俺にとって羊蹄丸ってそのまま東京のイメージ。函館を夕方に出て青森に夜着、上野行きの夜行列車につながる、そういう船。
逆に函館に帰ってきたな、と思う船は青森を朝に出る十和田丸とか八甲田丸。

そんな羊蹄丸が今お台場にあるってのは不思議な因縁も感じるけど、一方で特別に懐かしいとかは思わない。でももう廃止になってから20年近くたつんだよな・・・。
つーことで今まで別にどうとも思ってなかったけど、お台場に行ったついでに船の科学館、羊蹄丸に行って来た。

船の科学館本館は普通の博物館という感じで特にどうとも思わなかったけど、南極観測船・宗谷丸が内装もそのままに残っていて、時代を感じた。
父の同僚が昭和55年頃にこの船で南極に行って、お土産にアルゼンチンかどこかで買ったという缶詰のバターをもらってたっけ、発酵バターで美味かった。
そのころのそのままが残っていて、羊蹄丸もそうだと思って、なんか妙な期待が盛り上がってきた。

P1000213.jpgP1000214.jpg船の科学館の展望台から見て、甲板に人工芝が敷き詰められてるのが見えて、それは萎えた。

P1000215.jpg入口でさらに萎え。
スライド式の入口が完全にふさがれてた。
入ってみてガッカリ。面影なし。完全にパーティションが取り除かれて広々した空間。
普通船室は変なパビリオンみたい。打ちひしがれた。

下に降りるエスカレーターがある。ここは元は貨車甲板だったところ?
ここに広がる青函ワールドという展示が素晴らしすぎる。昭和30年代の青森を再現したらしい。俺が知ってる青森はせいぜい昭和50年代半ばで、ここまでじゃなかったけど、でも確かにこの世界のカケラはあった。


P1000217.jpgP1000216.jpg入ってすぐ魚屋があるんだけどさ、右側のバットの中身の白いうにょうにょ、分かる?タチだよ、タチ。
これ見ただけで、この展示がタダモノじゃないと思ったね。
内地の人が資料を見ただけじゃ再現できないところまで作りこまれてるもん。

P1000218.jpgP1000219.jpgリンゴ屋。
あったあった、こういうリンゴ屋、記憶にあるよ。


P1000224.jpgしかもこの展示の怖いのはこれ、お茶におやつの津軽飴!しかもこの缶カン。



P1000220.jpgP1000221.jpg荷物に埋もれる子供と焼き芋屋に絡む子供。



P1000225.jpg張り紙だってはがした後に「張り紙厳禁」




P1000226.jpg待合室のダルマストーブに都会の詐欺師があたっていて、寒いねーとか言ってる。
奥で口の周りにご飯粒をくっつけておにぎり食ってるおばちゃんが豪快。

P1000227.jpg左は鉄道弘済会の売店、右は手伝いをする担ぎ屋の息子が船長にほめられるの図。



P1000228.jpgP1000229.jpgP1000230.jpgP1000234.jpgP1000237.jpgコメントのしようがないよ。
ちゃんと飯を食えてるかだの、そんな会話が流れてくる。
もっともこの喋りが、いかにも東京の役者が津軽弁を演じてる感じでよくないんだけど。
ちなみにこの5枚の写真の中に本物の人間の子供がいるんだけど、分かる?


P1000235.jpg本日の主役登場。
大道芸人のクートンさん。
函館出身の喜劇役者・益田喜頓にかけてるんだろうけど、すっかり駅前食堂で泥酔。
P1000236.jpgまた食ってるものがすごい。
カレーライス。普通でしょ?
イカの刺身。普通でしょ?
でもさ、カレーライス食いながらイカの刺身を食ってるってどうよ?しかもイカ刺しをさらに追加しようとしてるし。
いくら函館の人がイカ好きだからってカレーライスの付け合せにイカ刺しって・・・ないとは言い切れないところが怖い。
油断してると食卓に乗ってるんだよな。

それはともかく、函館人、青森人のツボ付き過ぎだろ、この展示。
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Posted by RRD ◇3MranranlY - 2008.07.30,Wed
平和島クアハウス
大田区平和島1丁目1-1

平和島競艇場の隣。
通常は6時間1700円、以降追加料金600円、深夜料金600円、館内着・タオル・タオルケットで500円、計3400円がお泊り料金。今回はそれにプライベートブースとミネラルウォーター付きの「ぐっすりパック」4100円のところ3000円のキャンペーンを利用。
部屋は巨大な電動ベッドでいっぱいいっぱい。寝心地はいい。通常のリラックスルームではマットレスの類がないので真横になって寝ようとしたら硬い床かソファーの奪い合いになってしまう。
鍵はかけられても一部が外から覗ける作りでプライバシーは守れない。天井はつつぬけで防音も期待できない。

羽田早朝便の前泊が多いせいか朝は早い。5時前から客の携帯アラームがあちこちで鳴る。風呂は7時終了。

温泉のレベルは高い。食塩泉でミネラルたっぷり、なめると美味いし。この温泉に卵を落としておじやを作ったら絶品だと思う。

Posted by RRD ◇3MranranlY - 2008.07.30,Wed
P1000209.jpg中目黒の某高層ビル20階の某社会議室にて。
撮影できなかったけど夜景も素晴らしかった。

静岡にいると見えないものが東京では見えてくる。
東京を上から見ると、また別のものが見えてくる。
さらに仕事場として上から見た感覚、この視点は絶対に忘れちゃいけない。
人の上に立つ感覚という意味ではなくて、遥か彼方まで無限とも思える先まで光が広がっていく感覚。
人間ってこんなにたくさんいるんだ、って思える。そこに無限の希望がわいてくる。
Posted by RRD ◇3MranranlY - 2008.07.29,Tue
すんぷ夢ひろば
〒422-8013静岡市駿河区古宿294

夜間割引で1200円で入れた頃には時々行ってたけど最近はご無沙汰。
招待券をもらったので1年以上ぶりに行ってみた。
「町屋」の営業時間中に行くのは初めて。

11時ころ到着。夏休みだし、さすがに込んでるだろう、と思いきや、やはり空いてた。町屋エリアにいるのは子供連れの家族が4組、他に老若男女ならぬ老老女女が7-8人ほど、以上おしまい。つぶれる直前の名古屋港イタリア村の方が10倍は人がいた。

天下泰平の湯に向かおうとしたところで遠鉄のバスツアーが到着。20人ほどと一緒に入場。急に込み始めた・・・わけでもない。ここは無駄に広い。
風呂もガラガラ、リラックスルームもガラガラ。

いつのまにかマンガがリラックスルームに置かれていた。
ついつい読み始めた「のだめカンタービレ」に夢中になってしまった。やべー、この千秋真一の、自分の追いかけてることに夢中になると人付き合い放ったらかしにしてしまう身勝手さ、これ俺だわ。
自己嫌悪を覚えつつ18巻まで読んだら夜12時を回ってた。

町屋へは備え付けの下駄で出かけられる。飲食店が主で、値段は意外にも普通の外食レベル。350ミリリットルの缶ビールが250円とか、ゲソ焼きは350円でパック一杯だし、おでんも80円からある。函館のイカとか大間のまぐろとか、なんでここにあるのか意味不明な店もあるけど。

夕方にはリラックスルームが7割方埋まる時間帯もあったけど、泊まりは数人程度。
相当赤字が出てるんだろうけど、施設も接客も高いレベルで維持されてるし、それを独り占めに近い状態に出来る、静岡で味わえる贅沢の極みと言っていい。
Posted by RRD ◇3MranranlY - 2008.07.24,Thu
劇団四季「美女と野獣」を見てきた。
13:30からのマチネ。
P1000188.jpg
静岡市民文化会館のC席は2階席の上段とはいえ、角度があって見やすいし、大ホールとはいえ大劇場じゃないから2100円ならリーズナブル。もちろん細かい表情などは俺の視力じゃ無理だけど、大雑把に楽しむなら十分。



P1000189.jpg
とはいえ前後の間隔が狭いのが俺には辛いところではあるが、それを言い出したらこの会場で満足できるのは通路前の列しかない。




P1000190.jpg
キャスト。ビーストは静岡ではおなじみの静岡出身の佐野さん。ベルは西さん・・・って誰?坂本さんは開幕の客寄せだったか。他のキャストもどうも知った名前がないんだけど?






とはいっても劇団四季の役者にハズレはなく、西さんも主役にふさわしい存在感だったと思った。

例によってハズレなのが訳詞。今回は俺が「にんげん」という日本語に対して持つイメージのせいかもしれないけど、「早く人間になりたい!」の妖怪人間ベムとか、「にんげんをかえせ」の原爆とか、人権教育読本「にんげん」とか、そういうドロドロした「にんげん」という言葉を繰り返し使われると、どうにもミュージカルの印象とのギャップを感じてしまう。

もうひとつ、そもそもストーリーもイマイチ入り込めない。
「美女と野獣」というフレーズはよく聞くけどストーリーは知らなかった。で、事前に聞いた話から推測したストーリーがほぼそのまま舞台上で演じられたんだけど。
ただ予想外だったのは推測したストーリーの3分の1が序盤の3分ほどで語られてしまったこと、一番盛り上がると想像したビーストとベルの歩み寄りが休憩終わってすぐの場が暖まらないうちにご都合主義展開で一気に進んでしまったこと。
ダイジェスト版を歌と踊りでバランス悪く増量した感じ。

初めて愛を受け入れられたら人生は大きく変わる、って男なら思春期のうちに多くの人が見る幻想だろう。でも実際はそうじゃないってこともいずれ気が付いちゃうんだけど、そこが分かってないビーストが、つーかこの演目が描こうとしている世界観が中二病全開で痛くて痛くて見てらんね。

つーか、愛されても世界が変わらなかったってことは、実は俺が本当に愛された経験がないからなのか?
急に不安になってきたな。
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