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Posted by RRD ◇3MranranlY - 2008.01.24,Thu
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>■□□
>■■□ 静岡銀幕週報
>□■■ 第39号 2008/01/24
───────────────────────
┏━┳━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃N┃■┃作品レビュー
┣━╋━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━┓
┃■┃1/3 スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━┛
「自己憐憫の自家中毒」
静岡オリオン座で1月19日19:00の回と21:30の回 。客入りは前者は120人ほど、
後者が60人ほどとなかなかの入り。
噂の残虐と言われる場面も言うほどではないと思うけど 、女の子グループで
身もだえしてたのがいた。
19世紀イギリス、美人妻を持ったことを判事にねたまれ 、陥れられ流刑にされた
理髪師が脱獄してロンドンに舞い戻るところから物語は始まる。
妻は服毒、娘は判事の籠の鳥であることを知らされ復讐を誓うが 、その前に正体を
見破った元弟子を殺してしまう。死体の処理はスィーニーに惚れた 弱みのある
ラベッタ夫人の店のミートパイで。
このミートパイがヒットし、肉の調達のための殺人まですることに 。しかしバレず、
やがて判事への復讐の機会が訪れる。
ソンドハイムのミュージカルは旋律の難しさが評価されてるみたい だけど、
どうにもその辺は分からなかった。
複数人の掛け合いやつながりは上手いなー。ただやっぱりジャーン と派手な
ALWの方が好きだ。
この映画ではジョニー・デップ&ティム・バートンのコンビがウリ になってるけど、
ジョニー・デップがどこに出てたのか分からなかった 。その代わりに
くりいむしちゅーの有田が出まくりだった。
もともとこの作品自体は脚本が上手く音楽が上手いところに 、役者が上手くて、さらに
監督が作品が浮き彫りにする人間の性を上手くまとめたものだから 、上手さだけが
目立って、ミュージカルというジャンルそのものが持つ迫力みたい なものにイマイチ
欠けていたような印象。
そんなものは舞台で感じろ、ってことかもしれないけど。
憎しみや復讐というものが本来あるべき手段としてではなく 、目的として存在するように
なり、ひいては人が生きていく理由へと変化していく 、その過程が放つメッセージは真摯に
受け止めたい。トビーの目の下に最後にクマが出来てたとこ 、怖すぎ。
しかし暗いよなー。この18世紀のイギリスの雰囲気って産業革命 にともなう社会構造の変革と
初期資本主義の矛盾が表面化して、確かに不安しかなかったんだろ うけど、
それと比較して同じくらい不安なはずの今の日本のノーテンキさ加 減はなんだ?
最初のラベット夫人のパイが不味いのは自分のせいじゃないとか 、スウィーニーが
殺人を続けながら娘と会えないことを再確認する歌を歌い続けるあ たりに象徴的だけど、
自己愛から来る自己憐憫が自己中毒を起こしてしまった 、だからイギリスは暗いのか?
スウィーニーのだめだめワールドを居心地のいい世界にしてしまっ た、これはジョニー・デップの
好演とティム・バートンの奥さんのヘレナの怪演、ティム ・バートンの色彩感覚、
このトリオは強力すぎる。
公開中
静岡ピカデリー2
MOVIX清水
┏━┳━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃M┃■┃もうひとつ作品レビュー
┣━╋━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━┓
┃■┃3/4 フライボーイズ
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━┛
「
1月24日、静岡シネギャラリー左側で14:30の回 。客入りは12人。
ミニシアターでやる映画じゃないよな。もっと大きい画面で見たか った。
制作費自慢するような映画がなぜミニシアターで公開されるのかが 疑問だったけど
オラクルの社長が子供を俳優デビューさせるために金と口を出した ことが影響してるとか。
第一次世界大戦中にフランス軍に志願して、出来たばかりの飛行機 のパイロットになった
アメリカ人たちの青春。短く感じたから、もっと志願するまでの経 緯を詳しく、とか思ったけど
138分じゃこれ以上は無理だよね。
戦闘シーンはややワンパターンで、当番制で人が死んでいったよう な部分が感じられたものの
飛行船がらみのシーンはいつまでも見ていたかった。
飛行船、いいよねー。そういえば先々週あたりに生まれて初めて本 物の飛行船が飛んでるのを見たのよ。
偽者の飛行船は東京ドームで見てるけど。
日本平上空あたりにいるのに気づいて、高草山を越えていくまで1 0分かからなかったと思うけど
結構速いよね。それはどうでもいいか。でもずっと見ちゃうだけの 魅力がある。
久しぶりに見た戦争映画だった割に、あまり戦争映画っぽい感じが しなかったのは
騎士道精神の名残がふんだんに感じられたからか?
近代戦ではありえないような、人と人との戦いの姿があった 。レーダーなんかないから目視してるんだよね。
で、目視で首を振りすぎると擦れるから、って首にスカーフを巻い てる。
空中戦中に横に並んだ敵のパイロットとアイコンタクトとか 、せめてこのくらいの時代まで戻ろうよ。
2月1日まで
静岡シネギャラリー
┏━┳━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃R┃■┃来週なに見ようかな
┣━╋━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━┓
┃■┃テラビシアにかける橋
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━┛
世間的には「陰日向に咲く」なんだろうけど、これ原作がいいとは 思えなかったんだよねー。
エピソードをつなげて上手く落としたとは思うけど、だから ?って感じで。あわないんだろうな。
アニメの「ビー・ムービー」と、吉永小百合の「母べえ 」を年齢的に消去すると
「テラビシアにかける橋」か・・・。とはいえこれも 「子供の妄想王国へようこそ」的な
あれで、なんかどうにも。
┏━┳━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃Z┃■┃雑記
┣━╋━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━┓
┃■┃youtube
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━┛
youtubeが著作権料を払ううんぬんのニュースの続報がない んだけど、
交渉はきちんと進展しているのだろうか?
「Sweeney Todd」も舞台をどこかでテレビ放映した画像がアップされてる んだけど、
で、見ちゃうんだけど、気が引けるんだよな。
もちろん画質も音質もアレなんだけど、その昔は短波ラジオで洋楽 を聞いてた世代からすれば
屁でもない。つーか、信じられないよ、こんな時代。
▽発行 RRD ◆3MranranlY
▽ブログ http://rrd.blog.shinobi.jp/
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◎静岡銀幕週報
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┃■┃1/3 スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師
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「自己憐憫の自家中毒」
静岡オリオン座で1月19日19:00の回と21:30の回
後者が60人ほどとなかなかの入り。
噂の残虐と言われる場面も言うほどではないと思うけど
身もだえしてたのがいた。
19世紀イギリス、美人妻を持ったことを判事にねたまれ
理髪師が脱獄してロンドンに舞い戻るところから物語は始まる。
妻は服毒、娘は判事の籠の鳥であることを知らされ復讐を誓うが
見破った元弟子を殺してしまう。死体の処理はスィーニーに惚れた
ラベッタ夫人の店のミートパイで。
このミートパイがヒットし、肉の調達のための殺人まですることに
やがて判事への復讐の機会が訪れる。
ソンドハイムのミュージカルは旋律の難しさが評価されてるみたい
どうにもその辺は分からなかった。
複数人の掛け合いやつながりは上手いなー。ただやっぱりジャーン
ALWの方が好きだ。
この映画ではジョニー・デップ&ティム・バートンのコンビがウリ
ジョニー・デップがどこに出てたのか分からなかった
くりいむしちゅーの有田が出まくりだった。
もともとこの作品自体は脚本が上手く音楽が上手いところに
監督が作品が浮き彫りにする人間の性を上手くまとめたものだから
目立って、ミュージカルというジャンルそのものが持つ迫力みたい
欠けていたような印象。
そんなものは舞台で感じろ、ってことかもしれないけど。
憎しみや復讐というものが本来あるべき手段としてではなく
なり、ひいては人が生きていく理由へと変化していく
受け止めたい。トビーの目の下に最後にクマが出来てたとこ
しかし暗いよなー。この18世紀のイギリスの雰囲気って産業革命
初期資本主義の矛盾が表面化して、確かに不安しかなかったんだろ
それと比較して同じくらい不安なはずの今の日本のノーテンキさ加
最初のラベット夫人のパイが不味いのは自分のせいじゃないとか
殺人を続けながら娘と会えないことを再確認する歌を歌い続けるあ
自己愛から来る自己憐憫が自己中毒を起こしてしまった
スウィーニーのだめだめワールドを居心地のいい世界にしてしまっ
好演とティム・バートンの奥さんのヘレナの怪演、ティム
このトリオは強力すぎる。
公開中
静岡ピカデリー2
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「
1月24日、静岡シネギャラリー左側で14:30の回
ミニシアターでやる映画じゃないよな。もっと大きい画面で見たか
制作費自慢するような映画がなぜミニシアターで公開されるのかが
オラクルの社長が子供を俳優デビューさせるために金と口を出した
第一次世界大戦中にフランス軍に志願して、出来たばかりの飛行機
アメリカ人たちの青春。短く感じたから、もっと志願するまでの経
138分じゃこれ以上は無理だよね。
戦闘シーンはややワンパターンで、当番制で人が死んでいったよう
飛行船がらみのシーンはいつまでも見ていたかった。
飛行船、いいよねー。そういえば先々週あたりに生まれて初めて本
偽者の飛行船は東京ドームで見てるけど。
日本平上空あたりにいるのに気づいて、高草山を越えていくまで1
結構速いよね。それはどうでもいいか。でもずっと見ちゃうだけの
久しぶりに見た戦争映画だった割に、あまり戦争映画っぽい感じが
騎士道精神の名残がふんだんに感じられたからか?
近代戦ではありえないような、人と人との戦いの姿があった
で、目視で首を振りすぎると擦れるから、って首にスカーフを巻い
空中戦中に横に並んだ敵のパイロットとアイコンタクトとか
2月1日まで
静岡シネギャラリー
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┃R┃■┃来週なに見ようかな
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┃■┃テラビシアにかける橋
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世間的には「陰日向に咲く」なんだろうけど、これ原作がいいとは
エピソードをつなげて上手く落としたとは思うけど、だから
アニメの「ビー・ムービー」と、吉永小百合の「母べえ
「テラビシアにかける橋」か・・・。とはいえこれも
あれで、なんかどうにも。
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youtubeが著作権料を払ううんぬんのニュースの続報がない
交渉はきちんと進展しているのだろうか?
「Sweeney Todd」も舞台をどこかでテレビ放映した画像がアップされてる
で、見ちゃうんだけど、気が引けるんだよな。
もちろん画質も音質もアレなんだけど、その昔は短波ラジオで洋楽
屁でもない。つーか、信じられないよ、こんな時代。
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Posted by RRD ◇3MranranlY - 2008.01.22,Tue
緑がかったスーツを持っているんだけど、これにあうネクタイがない。ネクタイの基本はスーツと同系色の濃淡だそうで。緑のネクタイが一本あってもいいとは思ってたけど、いいのが見当たらないうちにスーツごとお蔵入りになってた。
今日ドンキホーテに行ったら入り口のワゴンにネクタイがあって、渋い緑色の一本に目がいった。これだ、と思って手に取ってるとタグに「FEMMIO VALENTINO」とある。バレンチノ?帯には「洗濯機で簡単丸洗いOK!」とある。なかなかフランクなブランドだ。
値段を見ると4本1000円。触ってみるとお高いネクタイのつるつる感がなく、ただの布。
色はいいので1本298円で購入。
調べてみたら知財高裁の判例があった。
要するに特許庁に商標出願したら拒否されて、その決定を取り消すように求めた裁判。
サン・グリーン・リバー株式会社というのがフェミオバレンチノの会社らしい。その主張は、日本人はブランド慣れしてるから100円ショップで売ってるものをバレンチノと間違うバカはいないだろ、それにバレンチノだってイタリアにはよくある名前だし、バレンチノというブランドだって今はファッション界ではそんなに有名じゃないよ、ってところ。
当然却下。
ただ、商標を登録できなかっただけで、本家バレンチノと商標権をめぐって争ってるわけでもないし、売ったっていいんだろうけどさ。
でもこのネクタイの「FEMMIO VALENTINO」の後ろにはしっかりとRマークが入ってたりする。
で、100円ショップで売ってるのか、これ!
今日ドンキホーテに行ったら入り口のワゴンにネクタイがあって、渋い緑色の一本に目がいった。これだ、と思って手に取ってるとタグに「FEMMIO VALENTINO」とある。バレンチノ?帯には「洗濯機で簡単丸洗いOK!」とある。なかなかフランクなブランドだ。
値段を見ると4本1000円。触ってみるとお高いネクタイのつるつる感がなく、ただの布。
色はいいので1本298円で購入。
調べてみたら知財高裁の判例があった。
要するに特許庁に商標出願したら拒否されて、その決定を取り消すように求めた裁判。
サン・グリーン・リバー株式会社というのがフェミオバレンチノの会社らしい。その主張は、日本人はブランド慣れしてるから100円ショップで売ってるものをバレンチノと間違うバカはいないだろ、それにバレンチノだってイタリアにはよくある名前だし、バレンチノというブランドだって今はファッション界ではそんなに有名じゃないよ、ってところ。
当然却下。
ただ、商標を登録できなかっただけで、本家バレンチノと商標権をめぐって争ってるわけでもないし、売ったっていいんだろうけどさ。
でもこのネクタイの「FEMMIO VALENTINO」の後ろにはしっかりとRマークが入ってたりする。
で、100円ショップで売ってるのか、これ!
Posted by RRD ◇3MranranlY - 2008.01.21,Mon
生まれ落ちたときから製造翌日には気品があった。ビジネスプランコンテストにも。
意味が分からん。いいなー、このアホっぷり。
勝手にブログ評論である。
一昔前の「人工無能」を思い出した。
これが出来た過程が目に見えるようだ、と思ったら案の定そのとおりだった。
結局面白いものってのは普遍なんだよな。多分必要なものも。
そしてそういうものを試行錯誤して作っていくのは非常に面白い。
忘れてたよ、面白いんだよ。
Uさんの店のHP、ブログを試行錯誤してカスタマイズしていくのは面白い作業だった。今のHPは店にバイトに来てる大学生と二人で、htmlを手打ちして試行錯誤して作ったとか。アップした後の達成感って、たまらなかっただろうなー。
まだ2ちゃんねるがなかったころの話。
「ゆいぼーど」「ゆいぽすと」を使った「私書箱」がはやった時期があった。簡単に書くと私書箱という複数の簡易掲示板群があり、それぞれの簡易掲示板の名称と最新書き込みを表示したリストが表示されるシステム。
この簡易掲示板を「スレッド」に、リストを「板」として改造したのが「あめぞう」形式の掲示板、つまり今の2ちゃんねるの原型なんだけど、それはまた別のお話。
この「ゆいぼーど」を使ったシステムはたくさんあったけど、その中でいわゆる「アングラ」掲示板として存在していたものがあった。
俺が知ってる一番古いものは「unchi自動作成システム」。
名前がすごいよな。灰色一色の色気のない画面だけど、匿名で作りたい放題作れたから無茶苦茶だった。
皇室侮辱ネタ、差別ネタのオンパレード。インターネット最初の誹謗中傷での逮捕者ってここから出てたはず。振られた女の個人情報掲載だったと思う。
インターリンクという今となっては古参プロバイダの個人スペースを使ってて、一度つぶされて、復活したのが「neo-unchi」。
そこがつぶれて「BLACK BOX」という私書箱システムが出来て栄えるようになった。
これはk2racingという車屋のドメインでやってたんだけど、今思うと
あれもいい度胸だよ。いまk2racingで検索して引っかかる店と関係あるのかは不明。
これがつぶれたあたりで、いわゆるアングラ私書箱はいくつかの流れに分裂して有志で私書箱システムを作っていくんだけど、そのうちの一つを俺が作った。
「ひょろびり」がその名前。ひょろびりは「ひょろっと歩くとびりっと破れます」の略だったが、何故そんなタイトルなのかは分からなかったとか書かれてるけど、これはかの有名な「道具屋」という落語のネタ。ちょっとしたことですぐにエラーが出ることから命名。最初は別の名前があったんだけど、作った本人すら忘れちゃったなー。
はじめていじるcgiは本当にエキサイティングで、その思い出もいろいろあるけど、それは次の機会で。
なんかそんなことを思い出しちゃったよ。それもセピア色の思い出としてじゃない、リアルカラーの記憶として。
今となってはIT産業なんて別世界の話だけど・・・。
でも、俺はBLACK BOXがつぶれて、ああいったものが欲しかったから自分で作った。それから10年近くたって、俺が欲しいと思うサービスがネットにあるか?ないだろ?
作ろうか?いや、作ろうよ。試行錯誤して。夢中になって。エキサイトして。
技術には全然ついていけないけど。でもやろうよ。あのときだってそうだったじゃないか。
意味が分からん。いいなー、このアホっぷり。
勝手にブログ評論である。
一昔前の「人工無能」を思い出した。
これが出来た過程が目に見えるようだ、と思ったら案の定そのとおりだった。
結局面白いものってのは普遍なんだよな。多分必要なものも。
そしてそういうものを試行錯誤して作っていくのは非常に面白い。
忘れてたよ、面白いんだよ。
Uさんの店のHP、ブログを試行錯誤してカスタマイズしていくのは面白い作業だった。今のHPは店にバイトに来てる大学生と二人で、htmlを手打ちして試行錯誤して作ったとか。アップした後の達成感って、たまらなかっただろうなー。
まだ2ちゃんねるがなかったころの話。
「ゆいぼーど」「ゆいぽすと」を使った「私書箱」がはやった時期があった。簡単に書くと私書箱という複数の簡易掲示板群があり、それぞれの簡易掲示板の名称と最新書き込みを表示したリストが表示されるシステム。
この簡易掲示板を「スレッド」に、リストを「板」として改造したのが「あめぞう」形式の掲示板、つまり今の2ちゃんねるの原型なんだけど、それはまた別のお話。
この「ゆいぼーど」を使ったシステムはたくさんあったけど、その中でいわゆる「アングラ」掲示板として存在していたものがあった。
俺が知ってる一番古いものは「unchi自動作成システム」。
名前がすごいよな。灰色一色の色気のない画面だけど、匿名で作りたい放題作れたから無茶苦茶だった。
皇室侮辱ネタ、差別ネタのオンパレード。インターネット最初の誹謗中傷での逮捕者ってここから出てたはず。振られた女の個人情報掲載だったと思う。
インターリンクという今となっては古参プロバイダの個人スペースを使ってて、一度つぶされて、復活したのが「neo-unchi」。
そこがつぶれて「BLACK BOX」という私書箱システムが出来て栄えるようになった。
これはk2racingという車屋のドメインでやってたんだけど、今思うと
あれもいい度胸だよ。いまk2racingで検索して引っかかる店と関係あるのかは不明。
これがつぶれたあたりで、いわゆるアングラ私書箱はいくつかの流れに分裂して有志で私書箱システムを作っていくんだけど、そのうちの一つを俺が作った。
「ひょろびり」がその名前。ひょろびりは「ひょろっと歩くとびりっと破れます」の略だったが、何故そんなタイトルなのかは分からなかったとか書かれてるけど、これはかの有名な「道具屋」という落語のネタ。ちょっとしたことですぐにエラーが出ることから命名。最初は別の名前があったんだけど、作った本人すら忘れちゃったなー。
はじめていじるcgiは本当にエキサイティングで、その思い出もいろいろあるけど、それは次の機会で。
なんかそんなことを思い出しちゃったよ。それもセピア色の思い出としてじゃない、リアルカラーの記憶として。
今となってはIT産業なんて別世界の話だけど・・・。
でも、俺はBLACK BOXがつぶれて、ああいったものが欲しかったから自分で作った。それから10年近くたって、俺が欲しいと思うサービスがネットにあるか?ないだろ?
作ろうか?いや、作ろうよ。試行錯誤して。夢中になって。エキサイトして。
技術には全然ついていけないけど。でもやろうよ。あのときだってそうだったじゃないか。
Posted by RRD ◇3MranranlY - 2008.01.19,Sat
静岡オリオン座で19:00の回と21:30の回。客入りは前者は120人ほど、後者が60人ほどとなかなかの入り。
噂の残虐と言われる場面も言うほどではないと思うけど、女の子グループで身もだえしてたのがいた。
ソンドハイムのミュージカルは旋律の難しさが評価されてるみたいだけど、どうにもその辺は分からなかった。ただ複数人の掛け合いやつながりが上手いんだよなー。
ただやっぱりジャーンと派手なALWの方が好きだな。
この映画ではジョニー・デップ&ティム・バートンのコンビがウリになってるけど、ジョニー・デップがどこに出てたのか分からなかった。その代わりにくりいむしちゅーの有田が出まくりだった。
この作品自体、脚本が上手く、音楽が上手いところに役者が上手くて、さらに監督がこの作品が浮き彫りにする人間の性を上手くまとめたものだから、上手さだけが目立って、ミュージカルというジャンルそのものが持つ迫力みたいなものにイマイチ欠けていたような印象。そんなものは舞台で感じろ、ってことかもしれないけど。
憎しみや復讐というものが本来あるべき手段としてではなく、目的として存在するようになり、ひいては人が生きていく理由へと変化していく、その過程が放つメッセージは真摯に受け止めたい。
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噂の残虐と言われる場面も言うほどではないと思うけど、女の子グループで身もだえしてたのがいた。
ソンドハイムのミュージカルは旋律の難しさが評価されてるみたいだけど、どうにもその辺は分からなかった。ただ複数人の掛け合いやつながりが上手いんだよなー。
ただやっぱりジャーンと派手なALWの方が好きだな。
この映画ではジョニー・デップ&ティム・バートンのコンビがウリになってるけど、ジョニー・デップがどこに出てたのか分からなかった。その代わりにくりいむしちゅーの有田が出まくりだった。
この作品自体、脚本が上手く、音楽が上手いところに役者が上手くて、さらに監督がこの作品が浮き彫りにする人間の性を上手くまとめたものだから、上手さだけが目立って、ミュージカルというジャンルそのものが持つ迫力みたいなものにイマイチ欠けていたような印象。そんなものは舞台で感じろ、ってことかもしれないけど。
憎しみや復讐というものが本来あるべき手段としてではなく、目的として存在するようになり、ひいては人が生きていく理由へと変化していく、その過程が放つメッセージは真摯に受け止めたい。
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Posted by RRD ◇3MranranlY - 2008.01.16,Wed
寝違えたのが1月5日の朝。
一週間がかりでほとんど治ったんだけど、1月11日に張ったサロンパスが原因で見事にかぶれた。サロンパスの形に真っ赤になったのが引かずにひりひりする。
今までお肌が弱いと思ったことがないんだけどなー。
一週間がかりでほとんど治ったんだけど、1月11日に張ったサロンパスが原因で見事にかぶれた。サロンパスの形に真っ赤になったのが引かずにひりひりする。
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