交際している異性がいる21.9％

国立社会保障・人口問題研究所の第13回出生動向基本調査によると、30歳から34歳の男性529人中、婚約者がいるのが28人、彼女がいるのが88人、友人として交際している異性（定義がよく分からん）がいるのが83人、交際している異性がいないのが273人だそうな。

平均すりゃそんなもんか。
でもさー、30過ぎて残ってるのはそれなりの理由と事情があるわけで。はっきり言うけど、まともなのは残ってないよ。まともなのは既にお手つき。婚約者のいる28人と彼女のいる88人までがまとも。あとはどこかおかしい集まり。俺も含めてだけど。

30歳過ぎくらいで合コンのメンツ集めて、って頼まれて、すぐ集まるだろ、とタカをくくってたらこれがまったくの見当違い。確かに俺も友達やら知り合いやらは多い方じゃないけど、こういう困った事態になるとは思わなかった。

まともそうな知り合いを誘うと揃いもそろって「実は最近彼女が出来た」とか、下手すりゃ「誰にも言ってないけど結婚する予定」だとか、そんなのばっか。げー、知らんかった、って驚きのオンパレード。でもそりゃそうだよな。当然だし、いい話でよかったと思う。
でも、これが男として合コンに誘う身だからいいよ。女の子が勇気を出して告ったりしてこの惨敗続きだったら、間違いなく世を儚んで出家してるところ。
でも現実はそんなもんだってことだろう。
独女通信を読んでると、なんでこいつらこんなに必死なの？楽勝じゃん？って思ってたけど、認識を改めた。

そうなると俺の舞踏会の手帳に残ってるのは、知り合いとはいえないほど縁が薄いか、年齢的にあわないか、xxをxxxxか、xxxでxxしてないとか、そんなのばっか。さっきの数字で言うと交際してる異性のいない273人ね。紹介なんかした日には毒入り餃子を食わせるようなものだしなー。

エンタの神様の鳥居みゆき

やっぱり鳥居みゆきはすごい人だわ。


新ネタというより新しい切り口。ちょっとハリセンボンの細いほうに似てる。
地上波ではクレームが来そうな狂女キャラを封印しつつ、ぎりぎりまでその片鱗を見せ、中島みゆき色をつけつつ、「堕天使」時代に培った腕前であるあるネタの新ネタ。

表現力は一人芝居仕込み。

もっとも露出の多い、芸人として一世一代の大勝負の時に、今までの集大成を見せれる。この人は強いとしかいいようがない。

脳汁

脳汁。時々ネットでも見かけるけど、よく分からない言葉。しかしうまい言葉だよな。名付け親は誰だっけ？白夜書房のパチンコ必勝ガイドの誰かだと思うが。

駿府マラソンまで1月を切ってるのに体重が落ちなくて困ってる。
75キロ強で推移。筋トレとマラソンの両立は難しい。筋肉を作るために十分なたんぱく質を取ろうとするとオーバーカロリーになりがち。
去年の駿府マラソンもほぼこの体重で、それが惨敗の原因だと思ってたけど、そうではなさそうだ。今年は去年と比べ物にならないほど走れる。
走ると2キロくらいで脳汁が出るのよ。脳汁が出たら無敵。パワーエサを食べたパックマン状態。つらさとかだるさみたいのが完全に吹き飛ぶ。
7キロ越えると翌日に響くので自重するけど、いくらでも走れそう。
最初にこの状態になったのが去年の11月くらい。最初は体調が悪くて頭がしびれるのかと思った。
窒息寸前に苦痛を和らげるために本能的にエンドルフィンが出るんだろうね。

最近はサウナの水風呂あがりとか、下手すりゃ深呼吸しただけで脳汁が出てくる。年中無敵も間近だ。

アメリカン・ギャングスター

静岡ピカデリー1で19：00の回。客入りは60人ほど。
音響がいいとは言えない劇場だったけど、音が妙にリアルで、短時間だったけど銃撃戦の充実度は近年まれに見る出来。

ベトナム戦争の時代。ニューヨークでイタリアマフィアを差し置いてハーレムの黒人ギャングが台頭する。軍人を抱きこんでベトナム戦争の戦闘機を使って麻薬を直輸入。
取り締まるべき警察も腐敗しきって癒着している。そこに現れたのが「正義」を貫いて家庭崩壊した刑事。

腐敗した警察組織、成り上がったギャング、「正義」の刑事、それぞれで映画1本作れそうな贅沢な三本柱でストーリーが進行するんだけど、後になるに連れて「警察組織」が「ギャング」に付随するものに成り下がって、最後は「ギャング」と「刑事」の2本柱で終わってしまう。
これが前半の間延び感や後半の警察エピソードのやっつけ感につながってるのでは？
そこが実にもったいない感じ。

「based on true story」特有の重さは存分に発揮されてた。控えめに徹する演出が地味な印象と好感を与えている。
また、安請け合いをするかのように形式的な正義を求めていた刑事が、大義のために開き直って命をかけるように変化していく姿もいい。ガメてもいいゼニを届けたのは法の手続き的にそうせざるをえないからする行動。ギャングに立ち向かったのは麻薬の悲劇を防ぐための行動。
だからこそ最後に、今あのゼニをもう一回見つけたらどうするか、という問いが重く響いた。ガメる以外に悪人に渡らない方法がないゼニを。


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俺は合コンを仕切れるのか？

合コンというもの、加わったことがないとは言わないけど、基本的には俺とは縁の薄いもの。
この数ヶ月、縁がないと思ってたこととの接点が増えた。ゴルフにしても然り、キャバクラにしても然り、企画書を書くのもそうだし、仕入先が来社したため数年ぶりにスーツを着て珍しがられたりするのもそう。
いろんなことが動き始めている、いや否応なしに動かされてる延長で合コンの誘い、つーか、男側を俺が仕切るっつー話。
いろんなことが渾然一体となって起きはじめている。こんなの絶対に偶然なんかじゃない。同行二人。