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Posted by RRD ◇3MranranlY - 2008.03.17,Mon
シネギャラリー右側で12:30の回。
猫が結構出てたので満足。
合間合間に路地裏に住む猫が描かれてて、凛として必死に自分の幸せを求める野良猫の姿に登場人物が反映されているように見えた。大人はそれでいいけど、一人で生きられない子供はそうじゃない。だから治子が主人公でタイトルが「子猫の涙」。子猫が死んだときに栄治は泣いたのは前妻と復縁できないからでも子猫が死んだからでもなく、子猫を通じて治子と和則を思ったからなんだろう。
コテコテのエピソードの割りに演出がさっぱりしていて、森岡栄治という人物の味が薄口のダシで引き立てられているような感じ。もっと面白おかしくも作れる話だけど、余韻が残る分、本作のような形でよかったと思う。
あと、広末涼子も宝生舞も年をとったね。特に宝生舞。ただ年食っただけって感じ。
それに対して広末涼子は幅が広がったと思う。現在の場面の年齢設定は40代後半くらい?そりゃ無理あるけど、でもその年輪をそれなりの表情で演じていた。吉永小百合が演じる20歳のギャップよりはよく出来ていた。
猫が結構出てたので満足。
合間合間に路地裏に住む猫が描かれてて、凛として必死に自分の幸せを求める野良猫の姿に登場人物が反映されているように見えた。大人はそれでいいけど、一人で生きられない子供はそうじゃない。だから治子が主人公でタイトルが「子猫の涙」。子猫が死んだときに栄治は泣いたのは前妻と復縁できないからでも子猫が死んだからでもなく、子猫を通じて治子と和則を思ったからなんだろう。
コテコテのエピソードの割りに演出がさっぱりしていて、森岡栄治という人物の味が薄口のダシで引き立てられているような感じ。もっと面白おかしくも作れる話だけど、余韻が残る分、本作のような形でよかったと思う。
あと、広末涼子も宝生舞も年をとったね。特に宝生舞。ただ年食っただけって感じ。
それに対して広末涼子は幅が広がったと思う。現在の場面の年齢設定は40代後半くらい?そりゃ無理あるけど、でもその年輪をそれなりの表情で演じていた。吉永小百合が演じる20歳のギャップよりはよく出来ていた。
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Posted by RRD ◇3MranranlY - 2008.03.16,Sun
「素敵な宇宙船地球号」を見てたんだけどさ。
要は環境を壊す原因である最先端の技術のうちの一つ、googleアースによって地球の環境破壊が明らかになる、という話。実例としてカリフォルニアには2500ヘクタール以上のセコイアの林が伐採禁止という条例があって、業者は2000ヘクタールだから伐採しようとしたけど、googleアースを使って調査すると条例に引っかかることが分かって環境破壊を食い止めることが出来たエピソードが挙げられた。
俺もはっきり言って左巻き思想の持ち主だし、「素敵な宇宙船地球号」も乾貴美子が好きだったからその時代からそれなりに見てるけど、今回の金持ちの道楽具合はひど過ぎ。
セコイアの林はgoogleアースの手柄じゃなくて、金持ちのgoogle社員が金に飽かせてヘリコプターをチャーターして林の写真を撮ったのが手柄だろ。
だいたいこいつさ、プリウスに乗って環境派気取りだけど、だったら晴れた日くらいカブに乗れ、スーパーカブに!
それはともかくとして、アマゾンの森が開発されていることがgoogleアースで一目瞭然、とかってアホか?開発して作ってるのがサトウキビで、バイオエタノールの原料になってるとか、そんな話は無視。
アマゾン開発してるブラジル人の浅黒い肌色も知らないし、もちろん生活も知らない。少なくとも伐採のチェンソーを振り回すブラジル人はプリウスには乗ってねーだろ。
これがgoogleアースの限界。森は映っても人間は映らない。まして心は映りようがない。
かくて先端技術を使った我田引水が始まるってわけだ。
要は環境を壊す原因である最先端の技術のうちの一つ、googleアースによって地球の環境破壊が明らかになる、という話。実例としてカリフォルニアには2500ヘクタール以上のセコイアの林が伐採禁止という条例があって、業者は2000ヘクタールだから伐採しようとしたけど、googleアースを使って調査すると条例に引っかかることが分かって環境破壊を食い止めることが出来たエピソードが挙げられた。
俺もはっきり言って左巻き思想の持ち主だし、「素敵な宇宙船地球号」も乾貴美子が好きだったからその時代からそれなりに見てるけど、今回の金持ちの道楽具合はひど過ぎ。
セコイアの林はgoogleアースの手柄じゃなくて、金持ちのgoogle社員が金に飽かせてヘリコプターをチャーターして林の写真を撮ったのが手柄だろ。
だいたいこいつさ、プリウスに乗って環境派気取りだけど、だったら晴れた日くらいカブに乗れ、スーパーカブに!
それはともかくとして、アマゾンの森が開発されていることがgoogleアースで一目瞭然、とかってアホか?開発して作ってるのがサトウキビで、バイオエタノールの原料になってるとか、そんな話は無視。
アマゾン開発してるブラジル人の浅黒い肌色も知らないし、もちろん生活も知らない。少なくとも伐採のチェンソーを振り回すブラジル人はプリウスには乗ってねーだろ。
これがgoogleアースの限界。森は映っても人間は映らない。まして心は映りようがない。
かくて先端技術を使った我田引水が始まるってわけだ。
Posted by RRD ◇3MranranlY - 2008.03.15,Sat
静岡ミラノ3で19:40の回。客入りは40人強と大作並みの入りだけど、「明日の記憶」との併映で回数が少ないせいだろう。
犬の10戒という作者不詳の短編詩から派生しているという。犬好きは大変だね。10も約束があって。
その点、俺たち猫好きにあるのは、たった「一つのルール」だけ。オールドデュトロノミーはこう言ったね。「こちら(猫)からは話かけない」。
だからまずこちらからご挨拶をするんだけど、ついついなれなれしい口をきいちゃって、しりぞけられちゃう。by「猫からのご挨拶」(ミュージカル・キャッツより)
だいたい犬なんて使われてなんぼの生き物、使われてないと不安なんだろうし、そんな人間もいくらでもいる。いまだに小泉純一郎に期待してる奴とか、そこまでバカじゃなくても橋下徹みたいなサービス残業当然みたいのを支持してる奴とか。
でもそんな犬に親近感を覚えるのも、そんな犬を支配した気分になるのも、どちらにしても犬好きってのは・・・。
犬が死ぬ映画を見に行って、犬が死んだって犬が死んだって言って泣く、そんなトンマな犬好きを、「バーカでー」って見物に行くくらいのつもりで観に行ったのよ。
しかしなー、見終わって帰り道にアピタに寄って弁当を買って、レジに並んでふとむこうを見たら靴下の特売の特設コーナーがあってさ、「子供ソックス」とか書いてあるの。それを見て、あれ?っと違和感を感じたときに「お箸お付けしますか?」って聞かれて、「お願いします」って、思わぬ涙声。どうしちゃった、俺?
この映画の何がいいかっつーと犬の十戒自体もいいんだけど、その十戒が伏線になったエピソードがいくつもある、ああ、十戒が伏線だね、って油断してるとそのうちのいくつかのエピソードが伏線になったエピソードがまたあって、そのうちの一つのエピソードが最後の大団円の伏線になってたりして後半の畳み掛け方にひきこまれていくものがあった。その引き込み方が半端じゃなくて、リサイタルの場面で画面の客になりきったんだろう、演奏終了で拍手したおばちゃんがいたくらい。俺もこの界隈で相当映画を見てきてるけど、
そんなの初めて。
なんでそんなことになっちゃうかを考えると、この映画がペットとはなにかというテーゼを明快に提示しているからだと思う。泣けるのは犬が死んでかわいそうだからじゃない。
思い知らされるからなんだよ、自分を愛してくれた存在を、自分がいかに疎かに扱ってきたかを。人間の数倍のスピードで生きるペットはそのシンボル。
その向こうにはまだ残された時間のある、これからいっぱい愛するべき存在がいるんだ。
犬の10戒という作者不詳の短編詩から派生しているという。犬好きは大変だね。10も約束があって。
その点、俺たち猫好きにあるのは、たった「一つのルール」だけ。オールドデュトロノミーはこう言ったね。「こちら(猫)からは話かけない」。
だからまずこちらからご挨拶をするんだけど、ついついなれなれしい口をきいちゃって、しりぞけられちゃう。by「猫からのご挨拶」(ミュージカル・キャッツより)
だいたい犬なんて使われてなんぼの生き物、使われてないと不安なんだろうし、そんな人間もいくらでもいる。いまだに小泉純一郎に期待してる奴とか、そこまでバカじゃなくても橋下徹みたいなサービス残業当然みたいのを支持してる奴とか。
でもそんな犬に親近感を覚えるのも、そんな犬を支配した気分になるのも、どちらにしても犬好きってのは・・・。
犬が死ぬ映画を見に行って、犬が死んだって犬が死んだって言って泣く、そんなトンマな犬好きを、「バーカでー」って見物に行くくらいのつもりで観に行ったのよ。
この映画の何がいいかっつーと犬の十戒自体もいいんだけど、その十戒が伏線になったエピソードがいくつもある、ああ、十戒が伏線だね、って油断してるとそのうちのいくつかのエピソードが伏線になったエピソードがまたあって、そのうちの一つのエピソードが最後の大団円の伏線になってたりして後半の畳み掛け方にひきこまれていくものがあった。その引き込み方が半端じゃなくて、リサイタルの場面で画面の客になりきったんだろう、演奏終了で拍手したおばちゃんがいたくらい。俺もこの界隈で相当映画を見てきてるけど、
そんなの初めて。
なんでそんなことになっちゃうかを考えると、この映画がペットとはなにかというテーゼを明快に提示しているからだと思う。泣けるのは犬が死んでかわいそうだからじゃない。
思い知らされるからなんだよ、自分を愛してくれた存在を、自分がいかに疎かに扱ってきたかを。人間の数倍のスピードで生きるペットはそのシンボル。
その向こうにはまだ残された時間のある、これからいっぱい愛するべき存在がいるんだ。
Posted by RRD ◇3MranranlY - 2008.03.15,Sat
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