データベース講習会

静岡市立御幸町図書館のデータベース講習会を受けてきた。
ゴールデンウィーク前に申し込んで、指定されたのが今日。
3週間待たせるからなにかあるのかと思ったら、別に何もない。
司書さんとマンツーマンで実際にデータベースに触れてみるだけ。
どこに申し込んで、どのパソコンを使って、最後にログアウトする、そのことだけとっとと教えてもらえば、とっくに使ってるっつーの。

退職届を出した

話は昨日にさかのぼる。
休みで、例によってコメダ珈琲でモーニングの後、ジムに行ってタラタラと走った。これが気持ちよくてなー。時速10キロ程度で走るとリラックス出来る。
そのあとにヨガのレッスン。最後の方で完全に脱力。脳の奥の方がジーンとして感覚がおかしい。体重がないような感じで、麻原彰晃みたいに必死の形相じゃなくても空中浮遊が出来そう。
体重0キロの状態は長続きしなかったけど、体重50キロくらいの感覚。でも体重を計測すると普段なみの74.5キロだったりするから不思議。

明けて今日も体が軽くていくらでも無茶が出来そうな感じ。でもそれは肉体的にであって、精神的にはいっぱいいっぱい。
で、こんな話。

毎月15日に会議があってその資料を毎月作成する。
はっきり言って印刷なんかまとめて誰かがやればいいようなものだけど、この会社はDIY精神が豊富。で、14日にはプリンタの順番待ちというアホーな状態。
それがイヤだからとっとと資料作成して、所属長の確認をもらって12日のうちに印刷まで済ませてしまおう、と。
ところが12日は所属長が忙しいから、と。13日は俺が休みよ。だから13日のうちに確認してもらってメールでOKもらって、14日の早朝に印刷しようと。
で、印刷完了。
プリンタの印刷待ちしてる連中を尻目に帰ろうと思ってたら。直前になって必要な資料が増えてやがんの。
新たに作成して印刷しようとしてもすでに印刷は順番待ち。
わけがわかんね。先に印刷が終わった奴が「お疲れ様でした」とか言って帰ってやがんの。なにこれ？

いや、ここまで読んだ「仕事の出来る奴」の言いたいことは分かるんだ。
明らかにバカなムダが多いから問題提起して根本的にシステムを変えるように努力しろとか言うんだろ？
俺もそう思ったよ。この会社に理屈が通じない、ってのに気づくのに3年かかった。なにせ2人辞めて1人採用して、1人増えたからって仕事が増える会社だもんなー。

だから顔が効くようになるにつれ、事後承諾の強行突破が増えた。
それでトラブルも結構あったし、ハナから諦めてて必要のない強行突破をしてた時期もあってご迷惑をおかけして申しわけありません。

それはともかく、ここにいつまでもいるわけにはいかないし、今回はいいきっかけだった。つってもこの程度のことは日常茶飯事なんだけど、今回は昨日のヨガのせいか、体が軽くてね。

さすがに感慨深くて通用口でひっくり返ってたよ。

実録・連合赤軍 あさま山荘への道程

「誰のせいでもないのかもしれない」

シネギャラリー右側で18:15の回。客入りは18人。
3時間、全然長くなかった。
社会的なうんちゃらよりも、密室での心理劇がすごい出来。
密室で孤立すると先鋭化する、これは古今東西を問わず繰り返してきた歴史だけど、その過程をここまで精緻に描いたことに価値がある。
一つ一つの「総括」をたっぷりの時間をかけて描いているからこそ見えてくるものがある。
たとえば、はじめは「相手のために」自らの拳を痛めて顔を殴打する。しかしそのうち殴っても拳が痛まない腹を殴り、痛みにくい足で蹴り、最後には刃物。だんだん肉体的にも心理的にも楽に殺せるように自然に移行しているところとか。
心理的な追い込み方も洗脳のテキストを見てるようだった。大声で自己批判を求めて徹底的に「なぜ」を突きつける手法は原始的だけどよく効きそうだ。

ただ森がこういう手法を取ったのは決して洗脳の知識があったからではなく、自らの逃亡歴を覆い隠すための虚勢の余禄であることは明らか。
永田の理屈も全然筋が通ってないけど、強者の庇護の下で大声で通せば支配力を生む。
そして場の空気と言うものが出来、その空気の中で「囚人のジレンマ」、つまり個々の最適な選択が全体として最適な選択とはならない状況（wikipediaより）が生まれる。
そのことが森や永田をさらにエスカレートさせる。

この映画の最後は「結局みんな弱かったんだよ、ヽ(`Д´)ﾉ ｳﾜﾜｰﾝ」で終わるわけだけど、それは違うと思う。その場その場で行ったのは命がけの選択、それ以上のなにを求められるというのか。
ただ全体としての最適な選択にならなかった、必死で生きるということの極北に迷い込むとこういう末路もありうる、ということだろう。

これは森や永田にしても例外ではない。彼らにしても場の空気に流された存在だ。
必死に生きることを求めて、流れ着いた場の空気に触れたがゆえの罪ならば、必死に生きることすら罪になりかねない。

リンチ殺人は許されない、というのは正論だがこの映画を見てもまだそれしか言えないのであれば、それは不幸なことだと思う。

堀越のりの鳥居みゆきのモノマネと中島マリの中島みゆきのモノマネと鳥居みゆきが歌う中島みゆき

堀越のりの鳥居みゆきのモノマネを見てると、鳥居みゆきの価値がよく分かると思う。
テンポが速いのは早く終わらせたいのか、勢いをつけたいのか。イッちゃった口調は単なる下顎前突。しかも声が裏返っちゃってる。でも普通はこうなるよ。
そうならないのは・・・イッちゃった人が憑依してるのだと思う。 憑依っつーとオカルトな表現になっちゃうけど、さもなくば一体化するつーか、本物そのものになってしまうというべきか。

それがよく現れた瞬間がある。
その前に、モノマネ芸人中島マリの中島みゆきモノマネがこれ。
確かにこれ、最近の（つっても20年位前からの）中島みゆきの発声を極端にしたもの。
似てるっちゃー似てる。
でも似てるのはボイストレーニングで作った声質、物理的な鼓膜の振動だけ。
モノマネじゃないけど、こっちのが俺の中島みゆきのイメージに近い。こういう歌い方をしてることがあるよ。
つーか、鳥居みゆきの体だから鳥居みゆきの声が出てるだけで、歌わせているものはまったく同じもののような感じがする。

携帯で映画を撮る

P905iを買って、動画を見たり、撮影したりyoutubeにアップしたりしてるうちに、こんなことを思った。

携帯で映画を作れるんじゃねーの？
ま、「映画」じゃないかもしれないけどさ。
すげーことを思いついた。
と思ったんだけど。

スパイク・リー監督とノキア、携帯電話の画像で映画制作へ
http://movie.goo.ne.jp/contents/news/NFRJAPAN-315148/index.html

うーん。ま、普通こういう考えはダブるよな。でも
同監督は２４日に出した声明で「皆さんは映画の民主化をじかに見ることになる」とした上で、「映画監督志望者は、もはや専門の学校に行く必要はなくなった。携帯電話さえあれば、誰もが映画を制作者になり得る」とコメントした。

まさに我が意を得たり。「映画の民主化」とはよく言った。
つーかそれより先にテレビの民主化が起きそうだけど。

まぁ方向性は正しそうだということで、いろいろ試してみようと思うが、そもそも今まで動画というものを扱ったことがない。どうやって編集したらいいのかが謎。たとえば2つの動画をつなげるにはどうしたらいいのか、そんなことすら分からない。
で、「動画」「編集」あたりのキーワードで検索してるとこんなのが。

携帯電話で映画を作る携帯電話で映画を作る
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20071206/1005047/

日経トレンディで「作ってみる」レベルの企画。
まだまだ先行者利益の残ってる新天地なのか？
とりあえず動画の編集を勉強してみよう。まずはそこからだ。